イヌ掲示板過去発言No.1100-200412-18
Re:外出中のマーキングの抑制 |
投稿日 2004年12月6日(月)00時29分 投稿者 パールちゃん
yuranoieさんへ。 > 精神的なストレスはどのような形で発現するのでしょうか? 匂いを嗅ぎたい・・おしっこをかけたい・・ そのために立ち止まったら「ダメ」と言われてグイッとリードを引っぱられた・・ そのときの「匂い嗅ぎたいよー、おしっこかけたいよー」がストレスになります。 でも、犬はそれを顔にも態度にも表すことは少ないでしょう。 何事もなかったように再びスタスタと歩くでしょう。 ただ、発情メスの匂いをキャッチしたときだけは、 オスもメスも執拗にその匂いを嗅ぎたがり、 足を踏ん張ってリードを引っぱられることに抵抗するでしょう。 生理現象である排泄とマーキングは分けて考える必要があります。 生理現象である排泄をコントロールすることは簡単です。 決まった時間に決まった場所で排泄させる習慣を作ればいいことですから。 でも、マーキングはそう簡単にコントロールできるものではありません。 マーキングは自己主張です。社会とのつながりを意味します。 ワタシハココニイル イヌは他者との関係を意識する動物ですから、 マーキングすることはイヌがイヌたる姿、本来あるべき姿です。 マーキングを禁止するのは外界とつながりをもつなということです。 なので前回私は<マーキング禁止なら、外出は散歩という感覚ではなく、運動ととらえるほうが適切>と書きました。 > 抑制された影響度を観察・確認しながら、 > 外出中のマーキングの抑制訓練のテンポを調整しようと考えています。 いえ、それは得策ではありません。調整が必要な事柄ではないですし、 調整が効く事柄でもないですから。 そもそも、なぜ外出中のマーキングにこだわるのですか? マーキングと排泄がごっちゃになっていませんか? |
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