イヌ掲示板過去発言No.1100-200412-5
Re:お友達に接するとき |
投稿日 2004年12月2日(木)12時34分 投稿者 パールちゃん
セーラママさんへ。 ほかの犬やボールなどのおもちゃへの反応が強いのはゴールデンレトリバーがゴールデンレトリバーたるゆえんですから、その気質を失わないようにしながらママさんとの関係を作っていってくださいね。 「この人の言うことならなんでもその通りにしたい」と思ってもらえるのがリーダーです。 パパさんはそうなっているけれど、ママさんはイマイチなのですね? これは犬の側の問題ではなく、ママさんのリーダー度の問題です。 ママさんの考え方や態度を見直してみてください。 まず、言うことに一貫性をもつことが大切。 昨日は「いいよ」という態度だったのに、今日になったら「ダメよ」では、 犬は「どっちなんだよぉ。それじゃ言うことが信じられないよぉ」になってしまいます。 ダメなことはダメときっぱり示してください。 よその犬に飛びつこうとするときもボールに執着するときも、 「このくらいなら、ま、いっか。もうちょっとなら、ま、いっか」ではなく、 ダメならダメときっぱり言い渡すのが肝心。 「ダメ」「待て」を教える基本が、 名前を呼んだらすぐ来る・来たら足元で静止する・目を見る です。 これが、「この人の言うことならなんでもその通りにしたい」という気持ちを犬の心のなかに作っていきます。 日々の暮らしのなかで毎日これを繰り返してみてください。 最初はおやつを使ってもいいです。おやつ無しにして、「よしよし」となぜてあげるだけでもいいです。 力関係ではないんですよね。信頼関係なんです。 リーダーはどっしりがっしり構えて、けしてあわてず騒がず、毅然としていることが犬に信頼と安心を与えます。 パパさんにはそれができているけれど、ママさんにはまだそれが足りないのかもしれません。 しゃきっと立って、自分を大きく見せて、堂々と犬と接してください。 |
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