イヌ掲示板過去発言No.1100-200503-107
フリフリダンス |
投稿日 2005年3月31日(木)18時45分 投稿者 りんママ
4ヶ月ともなれば社会化期の終盤です。 この頃は、犬や人の社会の中で自分と相手の立場の強弱や何にでも興味を示し冒険心も強い時期です。 良いことも悪いこともいち早く吸収してしまう時期でもあります。 このような行為は「マウンティング」と言い、犬のボディーランゲージです。 この他にも、上下になったり、耳をなめたり、マズルを銜えたりという行動をとります。 一般的に、交尾の姿勢や人の手足や毛布やぬいぐるみを抱えて腰を振ったりする行為を見て、「あらら、どうしましょう?うちの子エッチね〜。恥ずかしいから、やめさせなきゃ。」と犬の前で声高には騒がないで下さいね。 うちの子も4ヶ月齢くらいの時に、ダンナと遊んでいる時に腕に抱きついてフリフリダンスをしました。 ダンナは、「大変!男の子になった。」びっくり仰天して2階から駆け下りてきましたので、大笑してやりました。 メス犬が発情している時の匂いを嗅いだオス犬は、性的欲求もあると思います。 犬対人(者)の異種間の場合は、相手を異性としての性行為というよりも親愛行為、嬉しくて興奮状態になっていると言った方が良いでしょう。 群れの中での優位の位置づけを確認する行為や興奮状態の時にも行いますので、女の子でも遊びの中で興奮したりすると行いますから犬にとっては自然な行為なのです。 例えば、犬同士でも、同性(オス:オスやメス:メス)の間でも行われます。 気の強いメスは、オスに乗りかかることもあります。 このような場合には、上になる方が自分の順位が上だと主張しています。 遊びの中で行われる分には良いのですが、飼い主が何でも犬主導(良いなり)になると、犬は自分の方が順位が上だと勘違いをしてしまい順位確認の行為に発展してしまうと困ります。 マウンティングを止めさせたい場合には、その場にしゃがんだり、その場から一時立ち去ったり、毛布などを撤去するなどして犬の興奮を抑えるとよいですよ。 今の時期は怖い思いをさせないで、いろんな体験をさせてあげてくださいね。 ご参考までに |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |