イヌ掲示板過去発言No.1100-200503-25
狂犬病 |
投稿日 2005年3月8日(火)14時13分 投稿者 hanch
家のダックスが狂犬病になったのは、2001年11月終わりです。 日本へ出張しなくてはならなければならなかったので、友人に預けておいたときです。 中国では、犬を放し飼いにして飼うので、渡すときにはひも付きでも、たぶん友人の工場の敷地内では放し飼いにされていたんだと思います。そのときに野犬にやられたのかな。 帰ってきたときには、なんか様子がおかしく変なセキとよだれが出ていました。 風邪を引いたんだと思って獣医に行って栄養剤を打ってもらって、2〜3日後に発病。 それから、入院させていろいろがんばったのですが約1ヵ月後に、安楽死を強く勧められ 泣いて承諾しました。本当に辛かったです。そろそろ初めての誕生日を迎える予定で、 何かいいものを買ってあげようと思っていたところでしたし… 狂犬病の予防接種はもちろんやっていましたが、9ヶ月もたつと薬の効果がなくなるのか、 はなから偽物だったのか、今となっては分かりません。 以前の考え方で、この国の人は、犬は家畜で人間以外の動物に愛情を示すということは考えもつかなかったようです。(極一部に鳥や金魚を飼う人はいますが、日本人程の愛情はありません) 最近は、海外の映画や雑誌の影響のおかげでペットブームが起こり、だいぶ飼いやすくなりました。 当時は獣医の資格制度は一応ありましたが、機能はしていませんでした。 でも、今は法律が変わって、獣医師の資格と動物病院の許可証が必要となり、それらがないと摘発を受け、何かしらの罰則があるんだと思います。(よく人間用?の病院の偽物が見つかって新聞に出ていますが、動物病院のは見たことがありません) その動物病院もいつの間にかなくなっていました。聞いたら、学校は行ってたけど資格がなかったそうです。 最近日本で狂犬病の予防接種をしていない人が多いって聞きました。 こんな悲しいことを繰り返したり、人に迷惑をかけたりさせないためにも、徹底し欲しいですね。 今の子は、国境付近にある動植物検疫研究所に行って、予防接種をしています。 あとはどこかで、マイクロチップが見つかれば、日本につれて帰りたいです。 |
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