獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200503-89

きのこさんへ >頑張りすぎませんように
投稿日 2005年3月28日(月)18時03分 投稿者 りんママ

年齢のこともありますから安全の為に絶対に覚えて貰うというよりも、遊びにとりいれるくらいの気持ちで楽しめるようにしてあげてくださいね。
見えない人の為に盲導犬があるのでしたら、見えない犬の為に、飼い主が盲動人になってもよいでしょう。(笑)
先代犬は、ある日階段から降りる際に落ちてから2度と2階に行こうとはしませんでした。(10才頃)
ご覧のように床も階段も滑る素材でした。

危険防止については、ワンちゃんが自分で2階に上がれるようでしたら、
一人の時には上がれないように階段前にゲートドアや滑り止めストッパーを付けられると安心だと思います。
訪問者がこられた時に玄関から飛び出さない工夫も必要かもしれません。
同じ商品で人間用だとゲートも滑り止めストッパーも案外安く手に入ります。
(犬用も人用も同じ商品で包装が違うだけなのです。)

床もフローリングでしたら滑らない様な工夫も必要になるかもしれません。
いつもワンちゃんから目を離さないと言うわけにもまいりませんでしょうから、
人間側が我慢を出来ることなどは気を付けてあげてくださいね。

私のご近所のワンちゃんも白内障で失明をしても、飼い主のおじいちゃまと仲良くお散歩に行っていた子がおりました。
お散歩をすることでも随分とストレス解消になっていたようです。

11才という年齢です。
ワンちゃんのペースで、ゆっくりと過ごしてあげてくださいね。

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