獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200505-116

心臓病
投稿日 2005年5月29日(日)15時56分 投稿者 かこ

先代の子に似ているので書きます。
若い犬に動くな、じっとして生活しろというのは無理です。
急激なダッシュ、ジャンプ、固いところに寝かせない、
すべらない床の配慮等で十分ではないでしょうか。
おもちゃもゆっくり転がしてやる、寝たままひっぱりっこ
できるようなものなどで遊ぶといいかも。

動かないと筋肉がおちて余計関節が弱ります。
犬の体調を把握しつつ、気温差のきつくない時間帯に
少しの時間でもいいですからお散歩も必要だと思います。
興奮するなら、犬や人の少ない時間や場所を選び、
柔らかい土のところをゆっくり歩くようにしましょう。
心臓も弱いからといって過度に過保護にすると
犬がちょっとのことで驚いたり興奮するようになり、
余計に心臓に負担がきます。水泳も良いようです。
関節のサプリ等はネットで検索すると色々見つかります。

先代は子犬の時に「重度の心臓病関節炎で散歩も運動も一生禁止」
といわれましたが治療の成果もあり、普通の犬人生がおくれました。
私は悪い飼い主で「体が悪いからと楽しみを制限されて人形のよう
に生きるよりは」と犬の集まるところにも平気で行っていましたので、
悪い見本かもしれませんが・・・
病気に神経質になりすぎて「楽しく生きる」ことを忘れてはいけな
いと思います。

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