レス有難うございます。

　私自身は、今では「いいじゃん、元気でいいうんち＆おしっこしてくれているんだもの」
と心から思えています。犬友と会えば、食事しながら「うちの子のうんちは」なんていう
話に花も咲きます。
　が、初めの頃は、神経質に、しょっちゅうカーペットを買い換えたりしていました。
一日中、おしっことうんちのことしか考えられない生活に疲れ果てていました。
当時は、色々なところで「大らかに、気長に見守りましょう」といわれても、なんだか
「ダメ母」「ダメ飼い主」の烙印を押されていたような気持にしかなれませんでした。
「トイレのしつけにはある程度、手間と時間が必要」と理解していてさえ、でした。
初めて犬を飼う方の多くは、同じような心境なのではないかと思います。

●はたのさん
＞　理想的には、初期には、「サークル内全面トイレで常にほめられる」、
＞次に「トイレ／非トイレがわかりやすい」
＞最後に「多様な環境中のトイレ」
＞と設定するのがいいのです。

おっしゃるとおりです。状況を変えての強化トレーニングということですよね。

ただ、
＞多様な弁別刺激を最初から用意しておく
＞＞それがあってこそ「床はトイレじゃない」と覚えていくのです
＞を企図するほうが、均してみれば得策なのです。
であるかどうかは、やはり飼い主の価値観や生活パターン次第のように思います。　
犬と長く暮らすにつれ、その価値観は変わっていくものでしょうが、その変わり方も
本当に人それぞれだなぁと最近思います。

その意味で、
＞ヒトの側の訓練の手始めとして、どこでされても文句を言わず、
＞いいウンチをしてくださったこと、いいオシッコをしてくださったこと、
＞つまりはイヌが健康でいてくれることに《常に》《まず》感謝する、というのは
＞きわめて適切だろうと思います。
には共感しつつも、一生、その覚悟も訓練もできない人であっても、犬を飼い始められて
しまう現実に、私は頭を抱えてしまいます。

●パワーズさん
　私も今だから「おおらかに育てた方が人も犬も楽だ」と思えます。
が、育児ノイローゼ真っ最中の人には、なかなかそうは思えない気がします。
人間でも、「二人目の育児は気楽にできる」と言われるように、経験を積んで変わって
いくものではないかと思います。変われない人もいますが．．．

●パールちゃんさん
　そうですよね。犬にとっては不自然なことをお願いしているんですよね。

＞トイレを使わせるのは犬を飼ううえでの楽しさのひとつだと思います

この域に到達できるのは、多くの人は１頭目が子犬時代を卒業する頃かなと思います。
そして、悲しいことに、楽しめないまま、ペットホテルやらドッグランやらに置き去りに
していく人も少なくありません。近所の動物病院でも併設のホテルでたまにあるそうです。

たくさんのペット番組でも、犬の可愛らしさばかりでなく、物を壊したり、家を汚されたりする
（犬からすれば、「噛み心地のよいおもちゃがあった」「丁度よい排泄場所があった」に
過ぎないとしても）現実を、きちんと伝えて欲しいと思います。どうしても犬を飼うのに
向かない人というのはいると思います。
　「良心的なブリーダーさんが飼い主を選んで譲る以外、犬は入手できない」位の状況が
望ましいのかもしれません。