文体＞とんでもないです。糖分塩分までは理解出来ていても、それ以上細かい成分になると、さてよく分からないなというのも事実です。

我が家も食事とおやつを足した量はその時の便の状態で決めていましたが、今も矢張り目安にしています。そろそろ成長も落ち着いてきたので計量する食事の量も一定になってきたという状況です。自分ではオヤツはそれほど拘っていた事ではなかったのですが、ネットの情報で神経質になっていたようです。日常では知らない方にも毛ヅヤが良いと飼い犬を誉めて頂け、オヤツの事も尋ねられたりもしないのに、ネットにやたら出る話題に振り回されていたようです。スミマセン。


「何でも自然が一番」＞
この風潮はネットでは特によく聞き、私も驚いています。例えば、最近はオスよりメスが好まれる風潮にも驚きでしたが、食事も20年も前なら人間の残り物で良いという考えが多かったはずで、ドックフード自体が珍しく高価でしたから、”手作り”とあえて今言うほどの事でもなかったのにな、と思いました。昔に比べれば、フードの質は良くなっている(上にまだ安いと思う値段です）ので助かるな〜と思っていたので驚きでした。最近の手作りは栄養バランスを取るのが重要ということですが、手作りの食事であったのに犬がリュウマチに罹って進行が止められなくなっている方の話を聞き、矢張り万能ではないかと感じています。

私の住まいは田舎ですので犬は番犬、室内犬は贅沢、という考えは今も残ってはいますが、一昔前の世代の方は食事は適当でも狂犬病予防に関しては今でもとても厳しく仰いますし、リードをつけてない方は自称愛犬家でも信用されはしません。ここ数年、趣味で犬を飼う方は格段に増えましたが、それに伴ってリードを着けずに散歩している方も増え、それで事故に遭った犬も実際に見てきました。10年前に比べれば野良犬を近所で見なくなりましたが、純種の捨て犬や純種同士をかけ合わせた犬の里親探しが多くなったのも事実だなと、地元紙などを見ていても感じることです。

私はペットの飼い主にしては、気軽に飼うな(殖やすな）という考えがあるので本当なら好きだけど飼わない立場であったはずでしたが、今もそういう考えで犬を飼っています。人間の社会に犬を持ち込んでいるのですから、犬が好きというだけで良い飼い主にはなれないと感じていますし、地域の方の理解を無視してペットを養育してゆく事は犬にとっても肩身が狭い思いをすると思っています。だからこそ、守らなければならないルールもあると思いますし、それを守る事でペットも伸び伸びさせてやれる事も可能なのだと考えています。
と、私も、最近の傾向に確かに過敏に反応している飼い主の一人ではあります(苦笑)。
極論や個人主義に走りすぎているように見受けられる最近の風潮が、逆に怖くも感じています。