獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200506-91

Re:アズのその後・・・
投稿日 2005年6月20日(月)14時08分 投稿者 りんママ

アズママさん こんにちは

私的にバタバタしていますので、最近はロムが多くなっているのですけど。

生後1年までは、あっという間です。7ヶ月過ぎてみると早かったでしょ?(笑)
あんなこともこんなことも当時は、本当に困っているのですが・・・後から思い出すと、
「なぁんだ、こ〜んなことだったのか。」と言うことも多いですよね。

留守番している間は、イヌってほとんど寝ています。
飼い主が帰宅寸前に、起きて「私ちゃんとお留守番していたでしょう?」って顔して出迎えてくれます。
一人でいるから寂しいだろうと思って何かを与えておきたいと思うのは、飼い主の自己満足もあると思います。
イヌの性格にもよりますが、防げる事故は、防ぎたいですからね。
良く噛んで食べる食に対してあまり執着がない子ならよいですが、イヌは殆ど噛みません。
イヌの事故で多いのはやはり誤飲でしょう。

少しでも安全をなら、「コング」や「バスターキューブ」などを利用されては如何でしょうね?
これに、ドライフードを少量入れて(1日のフードの量から調節して下さいね。)おくと転がしながら遊びます。
ウチの場合には、食に対して執着がないのでは直ぐに飽きてしまいましたけれど。
私が帰ってきた時に、たくさん褒めて一緒に遊んで貰えることが最大のご褒美なのです。

犬飼い歴が長くても、その時時に接する子は初めての子ですから毎回新しい発見や体験をしています。
子育ての答えはひとつだけではありませんから、飼育書通り育たなくても良いんです。
信頼がおける主治医を見付けられてよかったです。

アズちゃんと暮らしていく中で気が付いた事や様々な体験談を教えて下さいね。


犬育てで悩んでいる方に、少し、肩の力を抜いてみませんか?
仔犬から飼われる場合には2才くらいまでは、
人と暮らすと楽しいこと嬉しいこととが沢山あることを体験させてあげたいと願います。
本当に手が掛かる時期は、4-5才くらいまでです。
それを過ぎると本当に、別イヌのように落ち着きます。
やんちゃな子や手が掛かる子ほど、中高齢域になったらそれが懐かしくもあり寂しくもありです。
イヌは言葉が話せない分、愛情も要求も仕草や行動で伝えようとします。
イヌは私たちの言葉を体全身で理解しようと一生懸命に聞いていますよね。

私たちの生活にイヌを合わそうとするあまり、イヌに我慢を強いることもしばしばです。
イヌの状況を我が身に置き換えてみる(私たちが我慢をできることを考えてみる)と、案外解決策が見つかることもありますよ。
飼育書を読むことも必要です。でもロボットではないのですから、飼育書通りには育ちません。
何かと比べるのではなく、「なるようになる。」と思える肝っ玉かあさんになって欲しいなと思います。

イヌといると楽しい。
イヌがいると優しくなれる。
私といるとイヌも楽しい嬉しい。
イヌの眼差しの先には、いつも大好きな誰かがいる。
そんな生活をイヌとしたいのです。

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