イヌ掲示板過去発言No.1100-200507-197
Re:食物アレルギー |
投稿日 2005年7月31日(日)04時54分 投稿者 パールちゃん
海うさぎさんへ。 くわしいアレルゲンテストをして食物アレルギーという診断が出たのですか? アレルゲンテストはしていないのでは? 「食物アレルギーです」と確定したのではなく「たぶん食物アレルギーでしょう」という段階だと想像します。 かゆみや脱毛や皮膚の変色があると、まず最初にアレルギーを疑います。いろんなアレルギーがありますが、犬の場合、食物アレルギーを疑うことがいちばんとっかかりやすいのです。紫外線アレルギーや化学物質アレルギーなどと違って食べ物は目に見ることができますし、与えるか与えないかの消去法によって疑わしき原因を絞り込んでいけるからです。つまり、食べ物を替えてみて症状が改善したなら以前に食べていたものに問題があるというわけです。 食物アレルギーが犬にはよくある病気かと問われれば、よくある病気というよりも、かゆみがあって皮膚や被毛に問題があればたいていの犬は食物アレルギーを疑われるということになるでしょう。 以前の診断と違うことについては私もまさひろさんと同意見です。不信感をもつ前に「なぜ?」「どうして?」を獣医さんに問うべきだと思います。飼い主は診断を理解し納得して治療に取り組まなければなりません。そのために獣医さんは飼い主さんを理解させ納得させなければなりません。理解できません、納得できません、同じ症状で前は違うこと言ったじゃないですか・・を、うまく言い方を換えて、先生、私にわかるように説明してくださいと言う必要があります。理解したけれど納得できないときはセカンドオピニオンを求めてもいいと思います。が、理解しないときは他にいくつ病院を回っても、それはオピニオンではなくドクターショッピングでしかないと思うのですが。。。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |