イヌ掲示板過去発言No.1100-200508-104
しもさんへ |
投稿日 2005年8月21日(日)02時56分 投稿者 パールちゃん
> 手足、傷だらけなんです・・。 その傷が、仔犬と人間の間に信頼を作っていくんです。傷は、信頼を作って愛情を育てる勲章なんです。 仔犬はオトナの犬と違って、しっぽの動きや目の合わせ方で自分の気持ちを伝えるのがまだヘタクソです。成犬になればしっぽの一振りで「うれしい」や「悲しい」や「つまらない」をうまく表現できるようになるけれど、おチビはまだそれができないのでとにかく噛んだり引っかいたりして自分の気持ちを表現しようとします。「ねぇねぇ」「あのさぁ」「遊んでよぉ」「やめて〜」など。その一言一言の代わりがガブッなんですよ。 たしかに、噛まれると思わず「こらっ」と叫んでしまうほど痛いです。血が出たり、ミミズ腫れになったり、しばらくは跡が残ってしまうような噛み傷になることもあります。でも、そこに込められた仔犬の想い=「人間、大好き〜♪」をどうかどうか汲み取ってあげてくださいね。 じゃれて噛みつくのは仔犬時代のほんのひとときだけです。仔犬時代にじゃれてたくさん人を噛んだ経験をもった犬は人と気持ちを通わせることを学びますから将来すばらしい愛犬になります。また、噛んだときに「痛いっ」と何度も言われることによって自分の牙の影響力を知るので噛むことを自分でセーブする習慣がつきます。めったやたらと牙をむかない犬にするためにも、今、歯を使ってコミュニケーションすることはとても大切なんです。だから噛まれることを嫌がらないで相手をしてあげてくださいね。 |
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