トミーさんへ。
「何度叱っても」をするからまた食べちゃうんです。幼い仔犬はまだ物事の良し悪しが理解できませんから、ヒトの態度にものすご〜く単純に反応します。紙を食べて叱られることも「いけないことをしたから叱られた」ではなく「紙を食べたらかまってくれた。うれしい。楽しい。またやっちゃおう」になるんです。また、少し知恵がついてくると「紙を食べると人間さんの態度が冷たいなぁ。悲しいなぁ。そっか、この紙がいけないんだ。これがあるから叱られるんだ。じゃ食べて消してしまおう。紙がなければもう叱られないよね」と考えるようになっちゃいます。
叱ることはデメリットばかりでメリットはないんです。特にトイレのことや危険なイタズラに関しては。だからぜったいに叱らず、紙やトイレシートを食べても知らん顔していてください。けしてなんにも言わずポーカーフェイスで千切ったものを片づけてください。
排泄については誉めることだけして叱ることは一切しないでください。そうでないといつまでたってもトイレを覚えないばかりか、排泄すること自体を叱られたと思い込み、ぎりぎりまで我慢するようになって泌尿器の病気になってしまいます。
このサイトの意見交換掲示板のほうでも新米ばばさんが同じような相談をされていました。それに対するレスもどうぞ読んでみてください。