投稿日 2005年12月27日(火)18時57分 投稿者 パールちゃん
横レス、ごめんなさい。
まるさんへ。 くすこさんのレスのなかに多頭飼いのメリット・デメリットが集約されています。人間のイメージする「仲良く」にとらわれず・・・そう、これこそが多頭飼いです。犬は人間のように「あの人、嫌い。いっしょにいたくない。もうイヤ」というようなネチネチした嫌悪感はもちません。相手のする100のことのうち5くらいは「あいつのそういうところがイヤ」と感じる部分はもちますが、残り95の部分では[よき仲間]として暮らしていけます。ベタベタなかよくすることだけが仲間意識なのではなく、ときには本気で喧嘩もするけれど「あいつも含めてここのうちはわたしのうち」と思うのがイヌという生き物です。 多頭飼いをするうえでは相性というキーワードは不要です。飼い主がどの子をも大切に思えば犬はみな家族(仲間)になれます。犬は心が広いし、ウソはつかないし、感情表現に小細工は使いません。どの子も大切、どの子もかわいいうちの子、そう飼い主が思うことによりその気持ちはそれぞれの犬に伝わり、「ま、よろしく」となります。 で、まるさん、ひとつだけ具体的なアドバイスですが、犬同士の喧嘩を恐れないでくださいね。むしろどんどん喧嘩をさせてください。片方がキャンキャン鳴くような喧嘩をすることで2匹は関係の折り合いをつけます。喧嘩をすることにより、どんなことをしたら相手はイヤがるか、どんなことをしたら相手を納得させられるか、自分は相手にとってなんなのかを学んでいきます。ウゥ〜やガルルゥ〜やガブリッやキャィ〜ンは見ていてハラハラするような体当たりのコミュニケーションですが、それは群れ動物であるイヌにとってはとても大切な儀式なんです。あ、喧嘩になりそう、噛まれたらどうしよう、やめさせなきゃ、そう思って人間が手出し口出ししてしまうと犬はいつまでもお互いを受け入れることができません。しら〜〜っと無視するのも同じ。無視しているように見えても相手の仕草ひとつひとつを犬はしっかり見てなにかを感じています。 犬同士のことは犬同士に任せていればいいですよ。飼い主のすべきことはただひとつ、どの子も大切に思うことだけです。
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