イヌ掲示板過去発言No.1100-200602-169
なおなおさんへ |
投稿日 2006年2月19日(日)09時56分 投稿者 けりーずはうす
陰睾、停留睾丸、潜在精巣といい、生後やく1ヶ月で陰嚢内に降りてくる精巣が 途中で停滞するのを、こう呼びます。 これは遺伝性疾患といわれ、発症した犬は繁殖には使用しません。 両側性のことも、片側性のこともあり、また、腹腔内に留まったままのことや、 鼠頚部といって、後ろ足の付け根までは降りていることもありますが、 陰嚢内に降りていない精巣は、癌になる確立が高いです。 手術は、実際にはこの降りていない側の精巣を切除すればいいのですが、腹腔内の場合と 鼠頚部を開ける場合とでは、方法が違いますので、手術費用もことなります。 きちんとした診断を受けた上で、手術をご相談されることを、お勧めいたします。 また、いつまでに・・とありますが、これは癌の予防ですので、それが目的であれば、 5−6歳までに行えば良いですが、ついでに去勢手術をされるのであれば、 これも目的により、早めに行っても、遅く行っても、どちらでもいいですよ。
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