イヌ掲示板過去発言No.1100-200602-198
はたのさん |
投稿日 2006年2月23日(木)10時38分 投稿者 けりーずはうす
マウントそものものの是か非かではなく、他人に対して行うことをコントロールせねば ならない、ということです。 しかし、今の段階では犬にとっては人とは飼い主さんであり、それが全てに近く、 もう少し社会勉強を重ねることで、家族以外の人を認識してくるでしょう。 うちのスタッフは、他人に対してもやたらとマウントする犬に、マウントのついでに かなりひどく咬まれたのです。 やはり、丁度大人になりかけの犬でした、たぶん何も教わっていなかったのだと思います。 また、ドッグランに行く機会が増えてくる昨今、犬に対してもマウントでさえも嫌がる 飼い主さんがいることは事実で、それを人に対して行うとすれば・・・。 実際に、別の愛犬家の意見交換サイトで、犬同士のマウントは蹴ってでも止めさせろだの、と論じられていたのです。 まあ、蹴るのは言葉のあやとしても、犬の単なるボディーランゲージである可能性もあるという認識がないための意見だったとは思うのですが。 ですから、飼い主さんは人に対して行うマウントを一旦は止めることができるくらいの コントロールをしなければならないと思うのです。 「吼え」をコントロールする時に、「止め」を教えるのと同じことですね。 もちろん、その間に、おっしゃるとおり、マウントする気を起こさせない関係を 作り出す必要はあると思います。 しかし、その関係は一夕一朝で築けるものでなく、その間にトラブルが起きるとも限りません。 また、首輪に関しても、首輪が外れて、藪に入り込む前に事故にあう確立が高いか、 首輪がひっかかるほどの藪に犬が入り込む確立が高いかの問題でもあり、 この場合飼い主さんはそれが外れることで、迷子札や、マイクロチップの装着を考えられたわけです。 犬がパニックになり、そこから逃れるためだけに後ずさりし、首輪自体が抜けてしまうのはよくあることです。その場合、大抵は道路にいる訳で、帰り道をひたすら走るか、 方向がわからなくなり、交通事故に遭うか・・・では? あの方の問題は別の所にあったと思います。首輪よりも、胴輪がコントロール性が低いことも承知ですが、犬が逃げた場合だけの問題を取上げれば、あの2つの提案でよかったと思っています。 異論はあるでしょうが。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |