イヌ掲示板過去発言No.1100-200605-3
噛み癖ではありません |
投稿日 2006年5月2日(火)05時41分 投稿者 パールちゃん
おんぷさんへ。 生後2ヶ月の仔犬が人や物を噛むのは「悪い癖」ではなく「大切なお勉強」です。本来ならまだ母犬や兄弟たちといっしょにいて噛みつきごっこをする日々のはず。噛んでいいのかいけないのか、どのくらいの強さなら噛んでいいのか・・仔犬は犬同士の噛みつき遊びを通じて物事の良い悪いや力加減を覚えていきます。 だから、仔犬の新しい家族となったニンゲンは、犬仲間の代わりに大切なお勉強である「噛みつきごっこ」の相手をしてあげる必要があります。 強く噛んだときは叱るのではなく、痛いよイヤだよという態度を見せる、それでも続けるようなら相手をするのをいきなりやめて立ち去る。あれれ? なんか悪いことしちゃったのかな?と仔犬に思わせるようにしてみてください。 噛み加減のお勉強のためには人は素手のままで接してください。歯が人の皮膚にふれたときは強く噛んではいけないんだと学ぶには軍手はしないほうがいいんです。 人と遊んで興奮してハイテンションになるのはいいことですよ。仔犬時代にそうして思いきり人と遊べば、人の言葉や気持ちをなんでも理解できるいい犬になりますよ。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |