イヌ掲示板過去発言No.1100-200608-84
さっき書き忘れましたが |
投稿日 2006年8月31日(木)02時54分 投稿者 パールちゃん
具合の悪い犬がいるとき、多頭飼いだと困ることがあります。 フラフラしている子に元気な子がドーンとぶつかっていったり、寝ているところにドサッと飛びついたり。具合の悪い子はゆっくり休めないし、イライラして怒りっぽくなって喧嘩などしちゃいけない体なのに興奮して心臓バクバクになったり。 元気な子は具合の悪い子のことをなんか変だなとは気にしつつ、でもだからといって静かにしていようとか優しくしてあげようとはしないのです。 具合が悪くなくても老いてきて目や耳が弱ると、ほかの子が急に後ろから近づいたとか急に目の前を横切ったとかぶつかったとかで喧嘩になります。一触即発の日々です。 でも、だからといって具合の悪い子を一部屋に隔離したり、喧嘩になりやすい子を別々の部屋に分けたりは私はしません。みんながいる日常そのままの形で最期まで・・・。 具合の悪い子に平気でドーンとぶつかっていく子をうちでは「わけわからずさん」と呼んでいますが、そういうわけわからずにかぎっていざ仲間が亡くなるといつまでも亡骸から離れず、くっついてしんみりしているのです。 具合の悪い子がいるときに多頭飼いだからこそありがたいこともあります。 取られまいとして具合の悪い子はがんばってゴハンを食べます。食欲増進になります。 私が元気な子をかまっているとヤキモチを妬いていろいろ訴えてきます。こっち見て、こっち来て、なぜて、と。それが生きる意欲になるみたいで、そういうときには体がしんどくても目が耀いています。
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