イヌ掲示板過去発言No.1100-200610-10
Re:アドバイスをお願いします!! |
投稿日 2006年10月4日(水)23時58分 投稿者 パールちゃん
ひなさんへ。7歳過ぎの注意点をいくつか書きます。まず定期健診。できれば半年に1回、少なくとも年に1回、病院で健康チェックを。次に体重コントロール。適切な体重を維持して太りすぎ痩せすぎに気をつける。それに関連し、年齢に見合ったフードの選択。シニア犬は低カロリー・高タンパクが基本になります。次に、規則正しい生活と適度な運動でおだやかな気持ちと基礎体力を保つこと。そして、もっと歳をとったときのための準備。屋外飼育の子は室内に入れることに慣らしたり、目や耳が不自由になったときのため、声かけ・手で示すサイン・さわるサインを同時にやる練習。たとえば、少し離れたところから「おいで」と声をかけ、同時に手で「こっち、こっちだよ」と手招きの合図をし、犬がきたら背中にさわる。この練習をしておけば、耳が聞こえなくなっても手招きの合図を見れば近くにくる、目が見えなくなっても「おいで」の声がかかればくる、耳と目の両方が弱っても背中にタッチされたらついてくる、等々ができるようになります。あと、ふだんからおしっこの量・色・匂い・回数・出し方をよく観察し、大きな変化があったらすぐ診てもらうこと。泌尿器系の病気を早期発見するために役立ちます。毎日、目を見てたくさん話しかけてあげてください。そうしていれば、この先どんなに老いてもどんなに大変なことがあっても犬がなにを望んでいるかがわかるようになりますよ。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |