ただの飼い主です。
私は、加熱食ですが手作りしています。

　生肉に限らず、手作りにしたことで、皮膚の状態がよくなったり、涙焼けが治った、結石がよくなったといった話はよく聞きます。その中には完全手作りの人もいますし、ドライフード併用の人もいます。ただし、生肉だけ与えているという話は聞いたことがありませんし、肉だけというのは、栄養的に問題があると思います。

　さて、これらの事例に関して統計的検討に耐えるような研究がされているかどうかは存じませんが、「食生活を変えることで症状が改善する犬もいる」というのは事実なのでしょう。手作り食を推奨する獣医師の本によれば、「手作り食はドライフードに比べ、水分が多いので老廃物の排泄がうまくいくようになり、症状が改善することが多い（須崎恭彦著「かんたん犬ごはん」女子栄養大学出版）」といった説明がなされています。これが現在の獣医学で広く認められた見解かどうかは存じませんが。要は「よくなる子はよくなる。ならない子はならない」ということでしょう。一口にアレルギーといっても原因は千差万別ですので、当たり前といえば当たり前ですが。私なら、一通り本を読んで勉強した上で試してみると思います。よくなればラッキーということで。
（この場合、かかりつけの獣医さんに「試してみる」という話はしておいた方がよいと思います。また、続けるのであれば、年１〜２回は血液検査されることをお勧めします）

　余計なことですが、パールちゃんさんは、本音では「手作りなんて栄養バランスが崩れるだけなのだからやめた方がよい」とお考えなんですよね？ならば、なぜはっきりそう書かないのでしょう？

＞ドライフードに含まれる酸化した脂肪や穀類にアレルギーの原因があっただけかもしれませんし

　おっしゃるとおりですが、それは「ドライフードから生肉に変えたことでアレルギー症状が軽減した」という事実を否定するものではありませんよね？むしろ、明らかに「ドライフードが合わなかった」ということではありませんか（酸化した脂肪や穀物を含まないドライフードを探すのは至難の業です）。
　こんなことで生肉を否定するよりは、はっきり「栄養バランスをとるのは無理だからやめておけ」とお書きになった方が親切だと思います。