うちもそうですよ、突然の大雨や雷で大パニックです。
雷パニックにさせてしまうのには若犬時の人間の接し方が影響していると私は感じています。2歳くらいまでの間、雷のときに「大丈夫だよ」と人間がヘルプしてしまうと、犬は「雷→怖い→助けて〜→パニック」の習慣がついてしまうようです。私が知っている犬のなかで雷がまったく平気な犬は雷がなっても一人で耐えていた青春を送った子たちばかりです。留守がちの家の犬とか、外飼いでほとんど人にかまってもらえなかった犬は「雷→怖いけれど→じっとしているしかない」と思うようでパニックは起こしません。

さて、12歳ともなると今から「怖いけれど→じっとしているしかない」の練習をしてもだめでしょうね。
その状況から逃げ出したいのですからオロオロ動き回って地面を掘ったりズブ濡れになったりするのは自然なこと。濡れたり汚れたりはしかたないですね。とにかく犬の身の安全確保を第一に考えて人間はその対策をするしかないと思います。脱走しないよう、どこかにはさまったりからまったり宙吊りになったりしないよう細心の注意をしておくこと・・そうするしかないと思います。行動範囲が広いとそれだけ危険が増しますから、雷が鳴りそうな日はぜったい安全な狭いエリアでのお留守番にしたほうがいいかもしれませんね。

高齢になって聴力がにぶってくると雷の音が聞こえなくて平気で寝ていたりします。加齢とともに心臓が弱ってきて「ああ、こんな心臓の状態で雷パニックになったら発作起こしちゃうよ、どうしよう。。」と案じていたら、昨夜こちらはすごい雷だったのですがへっちゃらで寝ていました。15歳の雷大嫌いっ子がね。
歳をとって耳が聞こえなくなるということは、歳をとってからじゃ体が耐えられないような怖いことから身を守ってくれることでもあるんだなあと思いました。生き物ってうまくできているなあと。

ヨーキーさんは雷は大丈夫ですか?