イヌ掲示板過去発言No.1100-200707-62
Re:Re:Re:お尻を舐めて綺麗にする行為は大丈夫ですか? |
投稿日 2007年7月9日(月)01時47分 投稿者 パールちゃん
「お恥ずかしいです」なんてことはないですよ。犬の本を書く人は取リ挙げるまでもないことと思っているのかもしれませんが、犬の仕草のひとつひとつに「なぜ? どうして?」と疑問をもつのは飼い主としてとても大切なことだと思います。どんなにささいなことでも「なぜ? どうして?」とまず思うことが犬を理解する道ですものね。 正面からの攻撃には牙で対処することができますが背後からの攻撃には弱い犬にとってお尻は無防備な場所です。特に肛門周囲は神経が集まっているデリケートな部位ですから、そこをさわられると警戒の反応をして肛門がキュッと閉まります。「キュッ」とするのが「普通」という解釈をしてもらっていいと思います。 が、たとえば犬の体にさわりながらとか、何度もツンツンとかだと犬は警戒せずにされるままになってしまいます。犬の体のどこにもさわらず、そっとしっぽだけを持ち上げて、いきなり肛門を「ツン」、そうすればキュッとなるはずです。 舐めすぎてただれを起こしていたり、肛門腺が詰まって炎症気味だったりするとキュッの反応がにぶくなることがあります。 つまり、お尻は健康かな?をチェックするには、わざと犬がいやがるようなシチュエーションで「いきなり急にツン」の方法が見極めがしやすいです。 しっぽあげて、ツンして、見る・・・計3秒くらいでしょうか。それ以上長くやると犬から嫌われます(笑)
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