イヌ掲示板過去発言No.1100-200802-59
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投稿日 2008年1月14日(月)13時13分 投稿者 プロキオン
もとの質問者であるりょうさんの意図からは外れてしまうようですが。 >アルファシンドロームの存在自体、最近では否定する専門家が多いように思うのですが... 専門家ってなんなのでしょうね? 私自身は、犬の行動の専門家ではありませんし、「動物の行動学」を提唱された先人達を今「犬の行動学」を唱えている方達とはまったく別の 分野の人たちですし、学問の向いている方向がまったく別であり、学問自体が「行動学」と一括してとらえることができませんね。 「犬の行動学」は、人間が考える犬の心理学だと私は受け取っています。 >私がこだわるのは、「人間が犬の上に立たなきゃ!」と頑張るあまり、犬に恐怖感を与えてしまうなどして、信頼関係を壊している飼い主さんを多々見かけるからです。中には、獣医さんの指導で(!)、「人間が上とわからせるために」子犬の口を押さえつけて叱るのを繰り返した結果、噛み犬を作ってしまった人もいます。 文字通りに、私が紹介した柴犬は、そのようにして咬み付き犬になってしまった犬です。都内の某有名先生も、指導センターも、そうして服従関係をつくろうとしていたことになります。 私は犬に会ったら、ごく普通の良い子だったので、犬ではなく飼い主さんに「飼い主さんらしく」なっていただいただけです。犬に対する働きかけはしておりません。 飼い主さんがリーダーとして振舞えるようになったから、「アルファ」の地位が移行したということになります。言葉としては、別にリーダーでもボスでもよいのですが、群れの構成員という考え方であれば、「アルファ」という言葉が説明しやすいですね。まあ、私にとってはそれだけのことです。 実際に関わっていただいたのが、その分野の方であって、その方が「アルファ」という言葉を用いて、飼い主さんに説明して指導して、うまく行ったという事になりますので、第三者に説明するのであれば、やはりその方の意思を尊重してということになります。 海が好きさんの理解しておられる「アルファシンドローム」は、某有名獣医師や指導センターの考えている「アルファシンドローム」と同じかもしれませんが、私のところに来た柴犬を扱った方の話している「アルファ」とは、差異があるように私には感じられました。
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