Ｍ．ダックスは原産国ドイツでは未だに現役の猟犬として活躍しています。
ということは、当然の様に運動量は多くなければならないということです。
一日中走り回っても、なんら問題がないほどの体力を持っているはずです。
朝晩４５分ずつの散歩が適当かどうかは分かりませんが、その散歩が「運動」となるか「散歩」であるかはやり方によると思います。

所謂犬の気の向くままに臭いを嗅いだり、排泄をしたりと度々止まりながらの４５分であれば、正味１ｋｍ前後程度の距離というところでしょうか。
これでは、残念ながらダックスの運動量を満たす運動となっていないかもしれません。
やはり、犬が小走りになる程度の速さで２０分以上は止まらずに歩いて初めて「運動」といわれるものではないでしょうか。

ダックスは、少しの運動で大変筋肉が付きやすい体型をしています。
どうでしょうか。お尻の辺りの太ももは立っているときに盛り上がっていますか?
触るとかなり硬く発達していますか?
また、ボディーを触ってみたときにかたくしまっていますか?
経験上、これらの部位にこの運動量がでるように思います。

引き綱での散歩だけでなく、週に一度あるいは月に一度でもドッグランなどで思いっきり走ると運動よくも満たされるでしょう。

ダックスは、椎間板ヘルニアになりやすい犬種でもあります。
脊椎の周囲の筋肉をつけておくことはとても大切ですね。
そのためにはやはり運動は欠かせません。
そのまま無理なく続けていかれればいいのではないでしょうか。