悠ちゃんは充分に社交性があると思いますよ。よその犬に自分から近づいていったり、まず最初に臭いを嗅ぐなら、きちんと犬同士の挨拶ができる証拠です。
社交性がないように見えてしまうのは、喧嘩するんじゃないかと飼い主がビクビクしているのが悠ちゃんに伝わってしまっているからでしょう。飼い主の警戒心がリードを通じて犬に伝わっているんです。
すごい剣幕で吠え出すのは怖いからです。怖いのは、飼い主が警戒しているからそれにつられてるんです。
飼い主がリラックスしてください。相手の犬の飼い主さんに「近づいてもいいですか?」と聞いて、「どうぞ」と言われたら、藍さんの気持ちがその犬にやさしく近づくことで悠ちゃんは「わたしもいっしょに」という気持ちになるでしょう。
でも、誰とでもなかよくするのがお利口で、そうでないのはおばかさんということではありません。誰とでもなかよくする必要なんかない犬もいますから。柴は犬種の歴史からいって、誰とでもなかよくする犬種ではないですし。
あわよくば子犬が産まれてくれれば・・・という願いは考え直してくださいね。そうやって生まれた仔犬からまた仔犬が生まれ、また仔犬が産まれ、何世代もの命すべてに責任をもつことは不可能ですから。