イヌ掲示板過去発言No.1100-200908-13
Re:肝硬変の犬に再生医療 |
投稿日 2008年12月14日(日)11時11分 投稿者 プロキオン
どちらの病院にかかっていて、どのような呈示があったのか分かりかねますが、犬の症例があるか否かの前に、まず人間の医療においてどのような段階にあるのかを調べられてはいかがと思います。 肝臓という器官が、アンタッチャブルなところがありまして、人間の方でもうまくつきあうということに苦労することとなりがちです。もともとが再生能力が強く予想外の短期間で肝臓を構成する肝細胞が入れ替わる器官です。そのために沈黙の臓器の異名をもち、それこそ重症になってからでないと異常に気がつかないことが多いようです。 つまり、それだけ頑張り屋の肝臓がダメージを積み重ねているところを元に戻すということがむずかしいということになります。 おそらく犬のためというよりも人間のための要素があって、はなはだ実験的な意味合いが強いお話なのではないかと想像します。 肝細胞の移植という話なら耳にしたことがありますが、肝臓そのものの再生ということになるとかなり道はるかということになると思われます。
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