ネコ掲示板過去発言No.1200-199805-21
サダラのママさん、ままねこさん、reeさんへ |
投稿日 1998年5月13日(水)13時48分 寝子
みなさんそれぞれ大変な猫ちゃんをかかえてがんばってらっしゃるんですね。 私はもちろん趣味ですが(商売でやるもんじゃありません、猫の繁殖は!) 純血種の猫を繁殖しているので、もし我が家でウイルス性の感染症が発生したら「ハイ!それまでよ、チャンチャン」でお終いです。 FeLV(白血病)のワクチンについては、それなりに安全性が証明されていますが、FIPのワクチンは接種することによって発病するかもしれないロシアンルーレットのようなものだと聞いています。ある大学の先生に伺ったことがあるのですが、ウイルスフリーで代われていたSPFの猫の集団からいきなりFIP発病の猫が現れたことがあるそうです。それだけ訳のわかんない病気がFIPなのです。 人間のエイズも発病しなくなる薬が開発されたとか、もう少しだとか… 期待しましょう!それまで対処療法しかないけれど、できるだけストレスをかけないよう、かわいがってあげてくださいね。 昔、昔中学のころはよく捨て猫を拾って、きれいにしては友人や親戚に配って歩く、なんてことをしていました。一度拾った黒い子猫は、洗おうとお湯をかけると全身からサーッとノミが散らばって、危うく失神しかけたことがありました。結局その子猫は白かったんですけど。。。よくあれだけノミにたかられて死ななかったなあ。もちろん重度の貧血を起こしていましたが。 今やノミの退治薬もバンバン登場して、世の中暮らしやすくなったように見えるけど、果たしてその薬が安全かどうか?私の主治医にフロントラインの発ガン性について意見を求めたところ、「世の中にはもっともっと危険なものがいっぱいある。」と言われました。それもそうだと思いました。キャットフードだってどれだけ危険か!とか言いつつ、キャットフードに頼っている情けないブリーダーなのですが。。。。 reeさん、横隔膜ヘルニアと言われたと書いてありましたが、その子猫の胸は扁平で、普通なら湾曲しているあばら骨の角がカキッと曲がったような感じではないですか?もしそうなら、ロート胸と呼ばれる先天的な疾患で、なかなか手術は難しいと思います。そうでないことを祈っています。 |
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