ネコ掲示板過去発言No.1200-199807-18
それは、許される権利 |
投稿日 1998年7月9日(木)11時30分 プロキオン
こんにちわ、たぶんみなさん「権利」という単語にひっかかるだろうと思って いました。こちらの思惑のとおりです。 権利とは、別にその子を処分しろとかいうことではありません。(避妊や去勢 ですむことですから) 猫が自分の子孫を残すことを人間が邪魔しているのですから、彼ら彼女らにと っては迷惑に思っているかもしれません。しかし、不幸な子をこの世に生み出 さない、飼い主に悲しい思いをさせないという義務を背負った者に対しては、 彼ら彼女らから許して貰えても良いのではないかと思うのです。 問題のある遺伝子の伝搬・拡散を阻止しても、猫達に恨まれないで許して貰え る権利です。避妊や去勢を実施しても、悩まなくてもよい権利です。 私がこの権利を唱えるのは、良心的なブリーダーさんが義務だけを背負った場 合、まじめにやればやるほど、早くつぶれてしまうと考えているいるからです。 君達が子猫に会えないようにしてごめんね、でも、きっと理解してくれるよね 許してくれるよね。 重い義務を負っている者についてのみ、猫達から許される権利を有していると 思いたいのです。 一般の愛猫家の方ですか? 悩んで下さい。たぶん、それが許される条件です。 何も考えていないというのは、やはり困ります。 |
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