ネコ掲示板過去発言No.1200-199905-57
猫のホールド |
投稿日 1999年5月13日(木)08時45分 とどの親
たしかに、猫ちゃんによっては、おさえつけられると、 だだっこのように、狂暴になる、子もいます。 しかし、獣医さんの処置がスムーズに進む様、 協力するのも飼い主の務めと思っています。 ご参考までに、わたしの、ホールドの方法をご紹介いたします。 まず、診察台の上の猫と向き合う。 このとき、猫は大概、伏せているか、飼い主の体を駆け上がろうと、座っているか、だと思います。 自分の両手で、猫の肩から、脇の下をつかみます。 親指を猫のうでの付け根の前側、人指し指を猫の脇の下におき、 基本この2本の指で体が固定されるようにします。 残りの人間の3本の指で、猫の前足の肘から先をにぎります。 こちらは、添える程度で済むことがほとんどです。 できれば、そのあと、猫の頭を自分のお腹におしつけて、 なにも、見えない、という状態にします。 ただし、楓さんもおっしゃったように、ホールドが用意できたら、 すぐ、ぱっと注射できるようになっていることを、ホールドする前に、確認しましょう。 (^_^;) いちばんメイワクになってしまうのは、 飼い主もオロオロし、診察台に置かずにだっこしたり、 抱え込んじゃったりする場合でしょうか。 抑えると決めたら、簡単に骨折なんてしませんから、自信を持って、抑えてください。うっかり手を放して、診察台から落ちたり、 はては、診察室で、鬼ごっこ、最悪、脱走ということも有り得ます。 先生が身をひいても、飼い主は、かじられつつ、ホールドする。 この意気込みで。(経験済み … 自爆) |
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