赤ちゃんがいらっしゃるとのこと。子供やお年よりは皮膚が弱いので、ご心配なのはよくわかります。どこかのＨＰで、「人間の手足で遊ぶ癖をつけない」という意見もありました。つまり、最初から猫じゃらしとか紐だとかで遊ぶんですね。尤もだと思います。
　一番いいのは、とししげさんの仰るように「まさにやろうとしている時、やってしまった直後」（興奮してくると尻尾の動きが微妙に変わる。目は見開く）に止めることだと思います。とししげさんの育て方って、まさしく理想ですね。尊敬。
　強く叩く意思がないのなら、叩くより音を立てたほうが効果的だと私は思います。それも、聞かないからといって何度も怒鳴るのではなく、一度だけ、思い切り大きな音をできれば猫の死角から。正面からは、どうも逆効果みたいです
　私の場合、甘噛みを覚えてからは、「力加減」ではなく「牙を離して」もらうことに目的は変わりました。甘噛みを覚えている以上、強く噛むのは正気ではないのです。そして「叩かれて正気に戻る」というのは(経験上からも）期待できないと思います。むしろ、大声で驚かす。硬直させる。戦意を喪失させる。一言で言えば猛獣を振り払う、そういう気分でした。
　牙が離れたら、逃げる。人間が（笑）。いいの、プライドなんて…（涙）。追いかけてきてもしばらく相手にしない。（私自身、痛くてそれどころじゃない）大抵血が出てるので、傷の手当てをまずする。また遊ぶ。強く噛まれたら逃げる。（うちの猫に学習能力がないのは私に似たのかもしれない…）
　この繰り返しのうちに、猫の興奮する合図を見つけてください。興奮しだしたら、手を噛まれる前に狙われているほうの手で、何かを遠くに投げてあげてください。丸めた紙でも充分です。手を狙っている子なら、多分追いかけてくれます。一年も経てば、理性が飛ぶほど噛むことも少なくなると思います。
　甘噛みを覚えてから後は比較的早かったと記憶しています。でも、読めば読むほどまきばのこうしさんやとししげさんて、すごい。あの痛みを笑って受け止めるなんて…。