獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-200112-8

動物病院
投稿日 2001年12月4日(火)17時29分 ナナ

まきばのこうしさん、こんにちは。

我が家で最初にお世話になったのは、まだ私が小学生だった頃、その頃飼っていた犬(コッカ・スパニエル)がフィラリアにかかり、その当事はまだ今程獣医も居ないという状態なので、とりあえず近くであるというだけで診てもらったのですが、この先生は診察を恐れて吠える犬に本気で腹を立て、目の色を変えて怒る様な家族の不信感を募らせる医者でした。
その後今度は猫を診てもらった先生(前の獣医とは違います)は、暴れる猫を袋の中に詰め脱水状態だからと口から無理やり管を通して水を飲ますというひどい状態。
そして現在はいろいろと探した挙句、今の先生にめぐり逢ったという経緯があります。
この先生は家族の心配する状況を良く聞いてくれ、例えば手術を要する事でもこちらの考えも考慮するようにしてくれます。
以前交通事故にあった猫の治療で、背中に金属を入れて治療をするか、又はイチかバチかで猫本来の回復力に賭けるかという二者択一の時にも、決して強制的に手術をしなければいけないという態度ではありませんでした。
営利目的ならば、きっと手術を勧められたと思います。
獣医とは違いますが、私は良く歯科医院の場合にこの事に似た事を考える事があります。
一応治療が完了しても、「今度は歯の掃除をしますから、○○に来てください」とか縁を切らさないようにしている様に思えて仕方ありません。

こうしさんのお話を聞いて思うのですが、私も一度でも不信感を抱いたのなら、お医者様を替えてみるというのも正しいのではないかと思います。
私の祖母の場合(これは人間の場合ですが)も、かかっていた医者の言葉に不信感を感じているにも関わらず、ずるずると引きずられ、結局は手遅れという結果に陥った苦い経験があります。
人間の第六感は案外当たりの場合があるのではと、私も最近良く思う事があります。
何処か他に良い獣医のいる病院を探してあげた方が、猫ちゃんにいらぬ(?)苦しい治療を強いらなくても良いのではないかと思いますが。
病院って人間でも出来れば行きたく無いですものね。
ご健闘をお祈り致します。




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