獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-200202-75

飼い主が決めるのか?それとも病院の判断?
投稿日 2002年2月25日(月)23時19分 タマ猫

以前 猫エイズの猫を見送りました。
エイズだと血液検査で判ってから、2年と少しの間インターフェロンを打ち発病を、
遅らせたつもりですが、そんなものでウイルスからは見逃して貰えず、
症候群として発病。
口内炎の痛み止めは一ヶ月は離した方が良いと獣医から言われていたものの
その薬は3週間足らずしか利かず、
エイズ猫は その10日は痛がっていました。

痛い思いが なるべく無いようにと、薬が切れると
毎日、ウェットの餌を掌に小さく丸めて、朝と晩に一缶ずつ一時間かけて与え
ておりましたが、それも一年と半月だけで、痛み止めの副作用である
糖尿病を併発。

入院させて、インスリンの量を限定していただきました。
自宅での、インスリン注射にも、なにか自分が磨り減りましたが、
これが実に不安定で、同じインスリンの量でも、低血糖の発作をいきなり
おこしたりして、そのたびに緊急入院しました。

やがて毎日の点滴が必要になり、あまりに通院させるのが哀れで、
往診で点滴をしていただきました。
その往診が日に一度では足りなくなった時に、獣医さんから、
もう楽にさせてあげて下さい。延命しても後2週間が限界です。。
と言われ、見送る事を(安楽死)決心しました。

同居猫がおります。エイズがうつらないように、それなりに努力しました。
エイズ猫を見送くる1週間前の検査は陰性。
しかし、しかし、エイズ猫を見送って、しばらく放心した後の一ヵ月後の検査は
陽性でした。

今、かってのエイズ猫の症状をはるかに上回る速度で、同居猫のエイズは進行して
おります。

初めのエイズ猫は、私が外自由猫にしてしまった事が原因。
今のエイズ猫は、完全室内飼いでも私が、かっていつまでも 
あの猫を延命させてしまった事が原因。

すべて私が原因で、これから又アノ繰り返しが訪れようとしています。
でも、、今度はあれほど、生命を引っ張って苦しめたくはないです。
じゃあ、どこで線引きするんだ!と自問自答してみても、
答えが出ずに、出来る事といったら、泣くだけ。たったそれだけ。。

以前のエイズ猫の時はいつも常に がんばって下さい!と病院からは言われ
続けました。
今後 がんばったら、あの猫みたいに無理強情に、この猫の痛みと苦しみを
味あわせる事になります。。
今まで、こんなに幸せを貰ったのみに、こんなお返ししか私は出来ない。

とても、非常に情けない飼い主です。
私が飼った生き物です。責任を持って私が判断するしかないでしょうか。
長い書き込みです。
むしろ懺悔のような書き込みでした。
読んでいただいた方に、、ありがとうございました。

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