獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-200204-2

タマ猫さんへ、
投稿日 2002年3月3日(日)21時52分 とどの親

先日、書店で購入した「東洋医学がペットを救う」という本を
もし可能でしたら、お読みください。
眉唾、と思う話もあると思います。
しかし、苦しいときのなんとやら、ではありませんが、
対症療法の薬剤の投与だけではない対処の方法がいくつか
紹介されています。

そして、本を読まなくとも今できることをその中からご紹介させていただきます。
飼い主の気持ちや体調にペットが影響される、ということです。
医師から余命数ヶ月と言われた犬が朗らかな飼い主の元で数年に渡り
日常生活に支障なく生き、亡くなった直接の原因も
その病気ではなかったそうです。
ペットの病気に沈む気持ちはどうしようもないことですが、
ペットはその飼い主を誤解して「病気になった自分のことを嫌いになったのか。」
と悲観してしまうこともあるそうです。
(言葉を話せない犬猫の気持ちなどわかるはずがない、と言われればそれまでですが。)
つらい、と思いますが、
明日は新しい方法が見つかるかもしれません。
私も22歳の猫を抱えておりますので、自分同様、
苦しみを延ばすだけの処置は望みませんが、
穏やかな気持ちで最期を迎えられる方法もあるかもしれません。

押し付けがましかったらごめんなさい。

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