ネコ掲示板過去発言No.1200-200302-39
残念ながら |
投稿日 2002年12月27日(金)12時12分 プロキオン
>エムさん 残念ながら、それでは卵巣の切除状態は確認できていないわけですね。 子宮にしても卵巣にしても、同一の猫において常に同じ大きさというわけでは ありませんから、切除したときに小さかったからといって それが即未発達と いうことにはなりません。 猫として充分に生育しており、すでに何回か発情しているだけの年齢に達して いるのに発育がおくれているという場合に「未発達」ということになります。 おそらくは、執刀者の感覚として そのように感じたということなのでしょう。 でも、ここで大切なのは切除された組織の提示をエムさんが受けているいるこ とです。 第三者から見れば、卵巣が切除されていることをエムさん自身が確認している ことになります。 とすると、「心の問題」とする主治医の先生の先生の言い分にも正当性が出て きます。エムさんの感じている疑問と先生の見解では平行線になって噛み合わ ない恐れがあります。其れ故の相談だったということなのでしょうが、ここま での事実関係では、第三者が立ち入れる余地がありません。 「未発達」という言葉の意味する所が、「卵巣が未発達で見つけることができ なかった、あるいは切除できなかった」という意味であって、エムさんも卵巣 が切除されていないと認識しているということであれば、話は違ってきます。 でも、今のところ先生も切除しているという認識でお話しているようですし、 エムさんもそのように理解していると受け取れます。 現実にはエムさんが確認できていないわけですが、話の流れとしてはもう一方 の当事者の話しか内容としては残らないことになります。 卵巣の一部が残存していて、それが再生してきたという可能性もないではない のですが、今回のお話としては、堂々回りになってしまいそうです。 |
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