獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-200305-94

Yoshishiさん有り難うございます(子宮蓄膿症の件)
投稿日 2003年5月30日(金)21時29分 Cazeye

人様を当てにばかりしていては宜しくないので、ネットでいろいろと調べてみました。内科的療法もあるということですので、獣医師と良く相談のうえ 慎重に進めたいと考えております。
新しい獣医さんに、いろいろとぶつける訳にはいきません。ただ、前の経験を生かし、同じ失敗に至らないように慎重に事を運びたいと考えております。

以下、抜粋ですが、同じ症状でお悩みの飼い主さん、是非参考にしてください。

子宮蓄膿症(Pyometra)
子宮の中に感染が起こると子宮内膜炎が起こり膿が溜まるような状態にまで進行したものを子宮蓄膿症といいます。膿で充満した子宮が腹部全体を占める程巨大になることも稀ではありません。細菌毒により尿毒症を初めいろいろな障害を及ぼします。

元気・食欲低下、発熱、腹囲膨満、嘔吐、よく水を飲む、多尿、陰部からのおりもの、脱水、などが典型的な症状です。

猫の場合、性成熟に達すれば若くてもこの病気になる可能性がありますが、避妊手術(卵巣・子宮全摘出手術)を受けてあればこの病気にはなりません。

診断は臨床症状、血液検査、レントゲン検査などを組み合わせて行います。
治療は外科手術と内科療法がありますが、内科療法は一旦良くなっても再発することが多いので子供をどうしてもほしいのでなければ手術を受けた方がいいと思います。


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