獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-200407-2

みーこママ様
投稿日 2004年6月2日(水)10時32分 投稿者 なみへい

引越しは心配ですよね。あくまで、私と友達の引越し経験からのお話ですが、参考になれば幸いです。まず、「猫は家につく」というのは、飼い猫の生活事情が以前とかなり変りつつある現在、一概に言えないようです。このいわれは、家でご飯をもらい、一日の大半を外で過ごしていた猫が、家の人間がいなくなっても外には自分の縄張りがあり、生活基盤を家以外の場所にも確立していたために言われたことのようです。でも、引越しして慣れるまでは前のおうちに帰ろうとする子も多いです。つまり脱走の可能性が増えるので、気をつけなければいけないは確かです。でも慣れればおうち猫ちゃんたちは、私たちについてくれますよ。(笑)
さて、みーこママさんの猫ちゃんはほかの方に預けたり、入院したり、ケージに入れて移動したりしたことはないですか?そのときの様子で移動や新しい環境にどのような反応をするか参考になると思います。あまり神経質ではない子であれは一週間くらいでなれちゃうようです。第一関門は引越しの準備で環境が変り始める頃ですね。なるべく猫ちゃんのお気にいりのグッズやにおいのついている寝具やタオル、お気に入りの場所などは最後まで動かさないようにして、落ち着ける場所を確保しておいてあげてください。移動の日は、知らない人の出入りが多いでしょうからなるべくばたばたしない場所にいてもらうようにしたほうがいいでしょう。うちは、引越し中はお風呂場にいてもらいました。あと、いざ移動というときにパニックになって飛び出して迷子になってしまうことが多いそうなので、それも気をつけてくださいね。移動先についたらすぐ猫ちゃんグッズを出せるように準備しておいてあげます。あと、移動先のどこにトイレを置くかをあらかじめ決めておくのも大事だと思います。あとは様子を見て安心できるように普段より多く声をかけてあげたり、かまってあげたりしました。ちなみにうちの子は3歳の頃に国外から7時間飛行機に乗って一緒に日本に帰ってきました。(機内持ち込みで席の足元にケージに入って。)このときは念のため獣医さんに精神安定剤をもらいましたが、飲ませずに済ませました。そのつど様子を見て心配な要因があるようでしたら、獣医さんに相談されるといろいろいいアドバイスももらえます。がんばってくださいね!

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。