二ヶ月というと元気に走り回ってる頃ですね(^^) まるで疲れを知らないかのように遊び続
け、エネルギーが切れたらその場でいきなりパタンと倒れるように眠るので思わず心配にな
る事もあるかもしれません。（心臓麻痺でもおこしたのかと心配した私（汗）)
子猫から飼うのが初めてだと子猫のパワフルさにきっと驚かれると思います。

さて、突然噛み付く件ですが、子猫なら普通のことです。
本来なら兄弟猫や母猫とじゃれあったり、ケンカ遊びをしながら狩の仕方や、どのくらい
噛んだら痛いかという噛み加減を学んでいくのですが、その学ぶ機会を与えなかった場合
人間が替わりに教えてあげなければなりません。とはいっても猫同士のようになかなか上手
くいかないので皆悩むのですが(^^);
それで噛み付き癖を治すいろんな方法があるのですが、以下は私が行った方法です。

今はとにかく遊びたい盛りだと思います。いきなり噛み付くのも「遊ぼう！！」と子猫が誘
っているようなものなので、噛み付かれる前に時間が許す限りとにかく遊んであげてくださ
い。
噛み付かれてから遊ぶと、子猫はこうすれば遊んでくれると学習しますから噛み付いてきた
らしばらく無視して、時間を置いて遊び初めます。
遊んでる最中にエキサイトしてきつく噛みついてきたら、痛い！と言ってすぐ遊びを中断
し、他の事を始めたり他の部屋へ行ってしまいます。
遊びたい盛りの子猫には遊んでもらえない事は結構堪えるようで、シュンとしてる様子を
見ると可哀想ですけど、ちょっと考える時間を与えてから再度遊びを再開します。
こういう事を何回か繰り返していると、子猫はきつく噛んで「痛い！」と言われたら遊んで
もらえないのだと気付きます。（気付かないかもしれません：汗）

注意する事は、噛まれたときにキャーキャー、ジタバタ騒がないことです。子猫から見れば
喜んでいるように見えたり、刺激されて余計に興奮したりします。

猫同士なら、噛んだら噛み返されて他者の痛みに気付き、さらに乱暴をすれば無視されて遊
んでもらえないんだと理解するのですが、人間が噛み返すにしても加減が分かりませんしね、難しいところです（口の中を毛だらけにして成功した人も居るには居るようです）
だからと言って、痛みを分からすために叩くのは絶対いけません！噛まれるのとは全然違う
脅威ですから。
頭上から電柱くらいのものがイキナリ自分に振り下ろされるようなものです。痛みよりも
ただただ怖いだけで、人間の手が危険な物として認識されてしまうだけです。

他には、どうしてもして欲しくない事を止めさせる方法として、霧吹きを使う方法もあります。
猫は嫌な目にあった事（場所）を避けたがるので、噛み付く瞬間にシュっとかけると何だか
わからないけど噛み付くとすごく嫌な目に合うぞ、と思わせるのです。
私は噛み付きではなく、ガステーブルに上がるのを止めさせるためにこの方法を使いました。
この方法のポイントは、猫の死角から霧吹きをかけ、誰がやったか分からないようにする事です。

他にも色んな方法があると思いますが、いずれにしても根気が必要です。大変かもしれませ
んが、子猫の親として頑張ってください。