猫にもそれぞれ性格がありますからね。たぶんかなりのお転婆さんなのでしょうね・・・。
ここからは、獣医師というより、猫飼いとしての意見です。

何故、ふすまや障子を破ることを止められないのか・・・。たぶん、目の前で壊れていく様が楽しいのでしょう。
こういう子は、ティッシュペーパーやトイレットペーパーへの執着心も強いと思うのですが、いかがでしょうか。
ですから、先にも述べましたが、障子やふすまの素材を破れにくいものに張り替えてしまえば、つまらなくなって興味を失うのではないでしょうか。

また、おもちゃなどに壊れていく素材を用意したり、壊していく遊びを取り入れてはいかがでしょうか。
例えば、よく猫用おもちゃで中に鈴の入ったボールが売られていますが、意外と遊ばない。でも、新聞紙を丸めて周りをガムテープで
止めて転がすとこれには大変食いつきがいい。
なぜか、やはり、激しく遊ぶと、破れてきてしまうからでしょうね。

また、大学時代に２０数匹いる猫舎に良く作ったおもちゃは、まずダンボールをガムテープで閉じ
そこに２−３箇所、猫が１匹通れる位の穴を開けます。中に先程の新聞で作ったボールをぶら下げてもいいですが
何もなくても、複数匹猫がいれば中と外とで出たり入ったりしながら遊びます。
これまた、乱暴な猫はダンボールをかじっていき、破壊していきます。
とにかく飽きずに遊び、疲れると、中で団子になって眠っていましたね。

とまあ、親の心子知らずというか、買ってきた物よりも、お金かかってない方が猫は楽しんでくれたりもするのです。

一度試してみてください。新聞を丸めたり、ダンボールをかまっている時点で、猫が「何々？」と
寄ってくるのです。楽しいですよ。