レントゲンやエコーでは写らないという説の方に賛成です。写る場合というのは、炎症
があったり、腫大していたりという場合でしょう。
正常な状態であれば、写る場合の方が少ないでしょうし、あまり確実とは言えません。
「写らないから、避妊済みである」という結論には至らないのではないかと考えます。

エコーにおける早期妊娠診断というのも、妊娠子宮の２週間目だとどうでしょう？
３週間目以降くらいからが、対象になっていると思います。
つまり、妊娠０週目の子宮は対象外であるというのが、一般的な意見ではないかと思い
ますよ。
もし、０週目の子宮でも分かるという先生がお知り合いにいるのであれば、何も難しい
ことはありません。その先生に確認していただけばよいでしょう。

どのようないきさつで縫合糸をつけた猫が保護されたのかは分かりませんが、腹部の怪
我なのか、早期の避妊手術の痕跡なのかは、それだけでは判断されない方がよいように
思います。
また、その確認のためだけの開腹ということになると、これには賛否があると思います。

開腹しなければ、確認できないという意見には賛成しますが、では、開腹してみましょ
うとは勧めることはできかねます。オスに対する態度を観察していれば、そのうち、分
かるようになると思いますよ。
もっとも、これはうっかりしていると妊娠してしまう可能性もありますので、日ごろの
挙動から避妊してある可能性が高い場合ということになりますが。