猫は、元々が単独行動を好む動物であります。相手が親子や姉妹であっても、仲たがいをすることは良くある事なのです。

setlanaさんの猫さんたちの場合は、居住スペースが狭くなってしまったことが要因の一つであるように思われます。
つまり、子供の頃から一緒に生活していても、侵されたくない自分のスペースに相手が入り込んでくるようになると
トラブルとなることが多いのです。
まして、今まではお互いが外出できるようになっていたならば、大部分の時間を、自分の自由に、相手を気にしないで過ごしていたのですから。

この場合、繰り返しの喧嘩は関係を悪化させていくだけですので、どうにかしばらくは個別で過ごせるようにしていくとよいです。
しばらくまったく顔を合わせず、敷物の交換をし臭いだけで相手の存在を知らせておきます。
つぎに居住スペースを交換します。これを繰り返します。
その次は、一匹をケージなどに入れ、一匹を相手のいる部屋に自由にしてみます。この時喧嘩腰でなく過ごせるようになれば
人の監視下でのみ、フリーにしましょう。
しばらくは、フリーにしている時は目を離さないほうがいいでしょう。
この段階までくればあとは時間の問題でしょう。

また、部屋数が限られ別々の部屋で生活するのがムリであれば、ケージを利用するようにしてください。

そして、人側も、焦らず、ゆっくり段階を進めていくようにしてください。ダメな場合は一つ前の段階に戻ってやり直します。

また、フリーにしても大丈夫になっても、時折猫が好む、それぞれの場所を用意もしてあげるといいでしょう。
たとえば、狭くて暗い押入れやクローゼットの中、階段状に家具を配置したり、キャットタワーなどを用意し
高さを利用した居住スペースも用意すると、猫さんはもう少し今の場所を過ごしやすくなると思います。

参考になれば幸いです。