獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-200708-34

Re:Re:Re:けりーずはうす先生
投稿日 2007年7月11日(水)11時48分 投稿者 プロキオン

こんにちわ、元AHTさん。

私のところにも、下半身麻痺の猫がおりまして、1日に2〜3回膀胱を搾ってあげないとなりません。尿を溜めてしまうと搾られることが苦しいらしく、本人が嫌がります。
ですから、できるだけ小まめに搾るようにしています。
というわけですから、私のところでも、家を留守にすることができないでいます。今、7歳ですから、まだ当分は続くことでしょう。

また、人間から逃げ回っていた野良の子猫の治療をして、その猫が初めて信用してくれた人間が私ということがありまして、その猫をつい最近亡くしました。他の子猫達が亡くなっていく中、なんとか救ってあげることができた猫でしたが、1年4ヶ月だけ寿命を延ばしてあげただけに終わりました。
助けてあげることができたと思いあがっていたことと、その猫がよく懐いてくれていただけに、その分、ひどく落ち込みました。
動物の医療に一旦かかわると、どうしても辛い体験が増えてきてしまいます。治ったものは、家に帰ってだんだん記憶からも薄れていきますが、亡くなったものは、いつまでも傍にいます。辛い思い出、悲しい思い出であっても、なかなか消えていきません。いつまでも傍にいるようですね。


>この気持ちと、今までの経験を生かして、またいつか現場に復帰できたら・・・と思っています。

では、現場復帰がかなうまでは、こちらの掲示板にも遊びに来てくださいね。アドバイスをまっている方々は多いですから。

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