去勢した雄猫（ココア）が生後６ヶ月ということであれば、まだまだ食欲は旺盛な時期ですね。１歳と少しすぎたくらいまでは、物凄く食べるのが普通です。
生後半年は、まだ発育の途中ですから体が要求しているんですよね。猫によっては２歳をすぎても食べる量が減ってこない猫もいるでしょう。たしかに去勢済みの猫であれば、肥満に至ることは多いのですが、去勢の時期が体が栄養を求めている時期でもありますし、あまり極端に餌を減らすのもかわいそうに感じます。
手をこまめにかけることができるのであれば、定期的に体重を測りながら、餌の量を調節していただくのがよいように考えます。
食べても体重が増えないような餌というのは、病院で扱っている療法食がありますので、こちらを食べさせるようにすればよいのですが、成猫としての基本的な体がつくられるのには、まだ時間が必要ですから、今、その肥満用療法食に切り替えるのは早いように思います。猫本人の成長に応じて考えていくということが望ましいように思います。

雌猫（チョコ）については、まだ２歳であれば、雄猫のパワーに圧倒されてしまうということもないように思いますので、あまり心配はいらないように思います。
まあ、それでも、１人で安心して休むことができる場所はあってもよいでしょうね。