ネコ掲示板過去発言No.1200-200806-28
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投稿日 2008年5月9日(金)12時05分 投稿者 プロキオン
>私自身は、基本的に動物が元気でいるうちは、少々おいしくないものを与えておけば、病気になったりした時に 違った味を試してみると喜んで食べてくれることもあるだろうからと思って育てています。 だから、喜んで食べないものを基本的な食餌として与えておくのもいいかもしれません(笑)。 私もこの考えでいますが、ミセスプロキオンの方がまったく駄目ですね。猫達のご機嫌とりの給餌をしています。 その際たる例なのですが、「病気のときの投薬のために缶詰の餌は毎日は与えるな、ときどきにしておけ」と常日頃から繰り返して言ってきていたのですが、毎日与えていました。その結果、膀胱炎の猫は毎日口をこじ開けての投薬になっていますし、風邪引き猫は、薬入りの餌をたべていたはずにもかかわらず、知らないうちに投薬されていませんでした。「薬をまぜると餌を食べないから…」というのがその理由でしたが、まるっきり本末を転倒してしまっていました。 少々のことならば食べてくれるものを用意しておかないと、投薬の際に苦労することになります。毎日、お気に入りを与えてしまっていたら、それはもう御褒美にはなりえません。 御馳走の味を知っていないと、食いつきは悪くなりますが、満遍なくいろいろな餌をたべるようにしておいて、ここぞという餌は、ときどき、良いイメージと結びつけるようにして与えるというのが良いです。 我が家は、猫が多いので、気に入らない餌だと、他の猫の餌を横取りして食べてしまいますので、なおのこと確実に食べてくれる餌が必要なのです。 獣医師の妻なのに、全然理解していません。いままで何度となく注意してきたのですが、聞き流されてきた上に今回のようにかってに投薬中止していたので、彼女がお風呂に入っている間に猫缶を全部隠してしまいました。 実際に困る事になるのは、人間ではなく猫の方ですから、御機嫌取りだけにしかならない給餌では困ります。 災害の場合は、餌そのものが入手できないことがありますから、おいしいものしか食べないは、猫のためにもなりませんね。
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