ネコ掲示板 2009年3月12日(木)18時17分

猫の目は、薄暮から闇の暗さに順応するようにできています。いわゆるあの縦長の瞳ですね。
ところが同じ猫科でもライオンや虎では、瞳は丸く収縮します。これらの強い動物は、縦長に収縮する必要性がないからです。縦長の瞳はそれだけ強い収縮力を必要としておりまして、より暗い世界に適応しています。
それがどうしたということになりますが、同じ肉食動物であっても猫がこの世に生まれた当時、決して強い動物ではなく、うっかりすると自分自身さえも　より強い動物の餌にされかねない状況があったのではないでしょうか？　だから、猫は自らも隠れたり逃げたりをしながら、獲物となるより小さな動物を捕食していたのだと思います。
つまり、大きな肉食獣達とは、時間的なすみわけもしていたのではないでしょうか？　それが夜遅くになってまでも活動している理由になるのだと思います。
今の時代では、その必要性がありませんから、夜も寝ている猫も普通におりますが、血がさわぐときには、むしろ夜の方こそとびまわりたいのかも。

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