獣医師広報板ニュース

ハムスター・リスなど齧歯類掲示板過去発言No.1300-200207-118

腫瘍じゃなさそうで、よかったですね。
投稿日 2002年7月25日(木)22時09分 みゆきママ

以前うちのジャンハムみゆきの腫瘍の件で、皆さんにいろいろアドバイスいただきました。兎丸さんのお気持ち、よくわかりますよ。うちの子も五月末に「腫瘍」の切除手術してもらったのですが、切除部分の病理検査の結果では、結局「腫瘍」ではなかったみたいです。
そのときの結果の一部です。「病変部の表皮には自潰、潰瘍形成が認められ、真皮から皮下にかけて、多数の好中球とマクロファージ、リンパ球などの炎症細胞浸潤が認められた」ていうものでした。
早い話が、何かの原因でその部分にばい菌が入ってしまったか、痒くて掻きすぎてしまい、炎症を起こして、それを抑えようと、リンパ球などが皮下に溜まって、「ぼこ〜んと、大きな腫瘍」みたいになってしまったらしいのです。
ほんと、大騒ぎしましたし、どうしてやったらいいのか悩みました。結局みゆきには大手術して、がんばってもらったのですが、その傷跡はすっかりよく、手術してやってよかったと今は思っています。
こういうものだとはじめからわかっていたら、切除しなくてもよかったのかもしれません。が、切除前は塗り薬も効かず、当人は相当気になるようで、眠れないようでいらいらしているみたいで、終日かきむしり、「ぼこ〜ん」とした大きなものは、今にも破裂しそうでした。
破裂していたらおおごとだったかもしれませんし、獣医さんも「切除して病理検査してみないと、正確なことはわからない」と、おっしゃっており、最悪のことも覚悟して、手術を決めました。急にできましたので、悪性腫瘍をずいぶん疑いました。
今だから言いますが、近所の薬師観音にお参りもしたんですよ。
兎丸さんも、落ち着かれたようですね。まだまだ悩むところだと思いますが、獣医さんとよく話しあわれて、納得のいく治療をしてあげてください。
でも、ラットちゃんの経過もよさそうで、ちょっと安心しました。どうぞお大事になってくださいね。

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