ウサギ掲示板過去発言No.1500-199807-41
↓のページ、とても参考になりました!! |
投稿日 1998年7月13日(月)12時08分 くまこ
ゆうこさん、こんにちは〜。このページではお目にかかるの始めてですね。 さっそく、下のページ読ませていただきました。すばらしい報告でした。 牧草の重要性は重々承知していたものの、うちのバニラは3種類の牧草をガンとして受け付けず、果てしなくハンストするので、どうしたものかと悩んでました。そうこうしているうちに闘病生活に入ったので、栄養不良になるのをおそれて、「ペレットと野菜でもいいか・・・」とあきらめかけていたのですが、報告を拝見して、また新たに牧草生活にチャレンジすることを決意しました。 今日から、ペレットの量を少しずつ減らして、ムリヤリにでも牧草の味を覚えてもらおうと思います。 しかし、ゆうこさんのページで報告されている事は本当ですね。 うちは先週から新しいうさぎを迎えたのですが、その子は牧草もバリバリ食べるんです。一日に3つかみは食べます。そして身体はばにらの半分なのに、う○ちは量・大きさともバニラの2倍なのです。もう、健康そのもの、って感じです。 これが牧草のおかげだってことが、報告によってよーく分かりました。ほんと、ペレットの味に馴れきってしまわないように、牧草メインの生活にすることが重要ですね。 それから、牧草の重要性についてもう一つの観点から一言: 牧草のような繊維の多いものは、一生伸び続けるうさぎの歯を適正な長さにすり減らすのにも大変有効です。 おなじみの不正交合の原因は、一つには遺伝、もう一つは食事によって適度な長さに削られなかったことです。 私のうさぎの場合は 後者、だと思っています。その病気が重篤な状態になっていると診断されるまで牧草をあげたことがなかったし、キャベツなどの野菜も芯や茎は残してしまう習慣だったので・・・仮にうちのうさぎがもともと固いものが嫌いなうさぎだったとしても、繊維質の物を好んで食べる、という嗜好を養ってやれなかったことに、深く後悔し反省しています。 口の中で歯が伸びすぎると、口の中を傷つけたり、歯茎を膿ませたりして、しまいには食べることができなくなります。飼い主もまさか奥歯がにょきにょき伸びているせいで食べれないとは思わないでしょう。(実際ばにらがその伸びすぎた歯を抜いたときには、2センチになっていました。) こういう口のなかのトラブルはレントゲンで見ないと分からない場合が多く、うさぎを診れる、という病院でもすべて発見するわけでもないと思います。うちも、3件目の転院先でやっと見つかったのです。 しかし、発見するのが難しいのではなく、まだ獣医さんにも知られていないのです(でもこの掲示板にいらっしゃる先生はご存知だと思います)。だから、急に自分のうさぎが物を食べなくなって死んでしまったと言うケースのいくつかは、発見されない不正交合による死ではないかと私は勝手に想像しています。それまで私も「不正交合になったら葉が伸びてきて分かるだろうし、切れば大丈夫だろう」と深刻には考えていませんでした。結局、不正交合ではない病気で病院に行って、予期せずに「手遅れの不正交合」を宣告されました。 もちろん、干し草をあげれば不正交合にならない、のではなく、定期的な口の中のチェックは必要です。が、繊維質(牧草)をあげなくて不正交合が進むと言うことは大いにありえるそうです。今の獣医さんもうさぎの患畜さんが来たときは牧草やわらの重要性を説いておられます。 そういう意味でも、牧草は重要なのです。。。 なんて、この話、前も書き込んだので、ミミタコかもしれないです。ながながとすみません・・・ でも、ほんとに飼育書なんかにも書かれていない事が多くて、勝手に気をもんでいる私なのです。 |
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