ウサギ掲示板過去発言No.1500-199903-32
健康診断 |
投稿日 1999年3月5日(金)15時15分 くまこ
ええと、うちの場合は、 私も、最初の子は5歳で高齢だし、という理由で行ったのが初めてだったのですが、(結果、その病院では見つけられなかったけど、その2ヶ月後くらいに重度の不正交合が発覚しました)次の子からは、うちに迎えたらとりあえず健康診断をする事にしてます。 というのは、もう不正交合に懲り懲りなのでできるだけ早く発見したいのと、どういう生活をしてきたか分からない子を迎えることが多いからです。 一般的には、1年に1回くらいすると安心、と言われているようです。(飼育本とかでは) 費用は、私の経験では、 検便、触診くらいでごく簡単に済ませれば \3000〜\5000くらい? プラス血液検査、レントゲンで\10000〜\15000くらい というところです。 それから、獣医さんにお聞きしましたが、 不正交合と 栄養過多による内臓疾患はペットうさぎには多かれ少なかれついてまわる問題らしいです。 野うさぎを捕まえて歯のチェックをしても 不正交合の子はいないけど、その子をペレットで飼ってみると、1ヶ月で何かしら不具合が生じるらしいです。 ペレットはうさぎには柔らかすぎで、2、3回かむだけで食道を通過してしまうので、適切に歯を削る顎の動き(左右に動かしてすりつぶす)をしなくて済むんだそうです。 そのため、歯が伸び過ぎるそうです。 また、ペレットを主食にしている殆どの子が栄養過多によって内臓の調子が悪かったりするらしいです。 そう考えると、ペレット中心というのはかなり本来の食生活とかけ離れているんだろうなと思います。 ただ、後天的な不正交合は、(ペレット中心なら特に)多かれ少なかれたいていのうさぎが抱えているようですが、 それで エサが食べられなかったり、歯肉や頬の内側を傷つけたりしなければ、牧草中心の生活に切替えることでうまく削れてくれて、修正が可能な場合もあるそうです。 早く発見できればできるほど、軌道修正に要する期間も短くて済むし、うさぎのこれからにとっても幸運なことだといえます。 でも、ペレット生活が長くて、ペレットを食べる為だけの口の動かし方しかできないような歯の状態になっている子(うちのるりちゃん 8歳)もいたりします。 また、先天的な不正交合や、修正不可能な不正交合は この限りではなく、定期的に削らないといけない事もあります。 というわけで、私は口の中の状況だけは把握しておきたいなと思っています。(自分では見えない場所ですしね。) 私も ばにらが不正交合になるまで牧草の重要性が分かっていなくて、あげた事もなかったのですが、 最近では 食事に占める牧草の割合をもっと高くして、がりがりかじれる枝とかも調達した方がいいのかなぁ、と思ったりしてます。 (こういう生活で長生きできるかどうかの結果発表は まだまだ先になりますぅー。) |
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