ウサギ掲示板過去発言No.1500-199904-70
はむおさんへ |
投稿日 1999年4月21日(水)01時02分 はやしゆうこ
ええとですね、確かにペレットだけの食事はウサギの消化器官系のトラブルに なりやすいです。ただ、食べさせて続けたことにより、必ずしも不正噛合になる というわけではありませんから安心してください。それよりも買って来たら すぐ獣医で前歯奥歯の噛合が正常かどうかみてもらう必要があります。遺伝に よる不正噛合のほうが多いんですよ。異常な噛合は仔うさぎの頃からすでに発見 することができます。 小さい頃のうさぎに対しては、チモシーのほかに同じ牧草でもアルファルファという 牧草も与えてもかまいません。成長期ですので、だいたい生後半年くらいまでは ペレット(ハードタイプが良いです)は、1日分うさぎの体重5%程度の量を2回に わけて与えてください。そしてペレットと一緒に牧草と野菜も必ず食べさせるような 生活が望まれます。(体重はどんどんふえていくのでなるべくこまめに体重を計るように してもいいし、多少なら目分量で量が多くてもあんまりかわらないです。) 最悪、成長がほぼ落ち着きだす生後半年くらいまではペレットに野菜と水だけでも 育ちますが、その食事に慣れさせてしまうと、それまで与えなかった牧草に対して 「食べるもの」という意識が薄くなり、食べさせるように癖を付けさせるために 飼い主が大変苦労する恐れもあります。これが精神的に辛いですよー。 それと生後半年過ぎたあたりからアルファルファは与えるのを止めてください。 チモシーやイネ科牧草を中心に選んで与えてくださいね。ペレットは生体体重の5% 以内で与えつづけるぶんなら特に問題ないと思います。 牧草を与えなければならない理由やそれぞれの効果などについては 以下のページで説明してますから良かったらご覧下さい。 http://www1.neweb.ne.jp/wa/frefreclub/bokusou/ |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |