獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-199908-57

斜頚のこと&病院えらび
投稿日 1999年8月14日(土)23時05分 くまこ

あななさん、うさちゃん大変でしたね。
突然のことでショックだとお察しいたしますが、どうぞお気を落とされませんように。
斜頚だとしても発見した段階によって、充分回復の可能性がありますよ。
仮に、首が斜めなままでも 何の不自由もなく生活しているうさちゃんを知っています。
まったく普通のうさぎと一緒の生活なんだそうです。
もし うさちゃんが今 首が曲がって 歩くのにふらふらしたり ぶつかったりするようであれば、ケージの内側を スポンジや厚手の布などでカバーしてあげるといいと聞いたことがあります。
これなら ぶつかっても多少衝撃を緩和できますし、眼球が傷つく(というのが心配されるらしい)のを防ぐことができるらしいです。
斜頚はうさぎの病気としては、すごく珍しいものではないので、経験した方から有益なお話が聞けるかもしれません。
ここなども使って、快適な生活ができるよういろいろ試みてみましょうね。みなさん応援しています。

はまさん、お久しぶりですね!
インフォームドコンセント、私もすごく大切だと思います。飼い主と動物と獣医さんが協力することで、よりよい治療ができますよね。
はまさんと私の係り付けの獣医さんが同じだとすると、その先生は忙しい時でもも 初診のときに30分くらいかけます。食生活やどんな環境で飼っているか、いろいろ聞いて、それから診察だからです。今掛かっている病気だけじゃなくて、全体を知って治療をすることや 普段の正しい生活が大切だと考えてらっしゃるようです。
で、飼い主が間違っていることは 理論だてて説明してくれますし、質問にもちゃんと答えてくれます。
うちの場合は 完治しない病状になっている時点で病院に行ったので、どんな治療をするか難しかったのですが、治療のメリットとリスクもちゃんと説明してくれたし、他の先生と治療法を検討して 最善の方法を考えてくれました。
なので、自分も納得して治療が受けられ、その結果が思わしくなくても 不信に思ったりしなくてすみました。
その病院に行くまでにも動物病院は4件経験していましたが、いろいろな先生がいるもんだなと思いました。
人間の病院もそうだけど、イマイチだと思っても転院するのはちょっと勇気がいりますよね。
でも聞きたいことが聞けないことで 先生や治療に対する不信感が大きくなっていったり、病気が酷くなったりしたら すごくマイナスなことなので、納得できる獣医さんに出会えるまで探してみるのもいいかなと思います。


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