ウサギ掲示板過去発言No.1500-199911-25
ふぁんとむさんへ |
投稿日 1999年11月12日(金)14時05分 くまこ
突然の子うさぎにさぞ驚かれたことでしょう、うちもそのケースです。 (室内飼いだったので 夜帰宅して気がついたのですけど) その時思ったことをいくつか・・・ごく一例と思ってお読みくださいね。 外で暮らしているうさちゃんは比較的丈夫だったりするので、それがマイナスってことはないと思います。生まれて10日経っていて母子共に健康ということは、ちゃんと子育てできているのではないかなと思います。 急に室内に入れて環境が変わるのは かえってストレスになるかも・・・? それより、いつもより気をつけて観察(様子を見る)するのがいいのではないでしょうか? みんなちゃんと成長しているか、下痢の形跡はないか、餌は食べているか、動きの悪い子(具合の悪い子)はいないか、など。出勤前にちょっと覗いてみたりなんかして。 特に異常なさそうだったら、母うさに任せていても大丈夫だと思いますよー。 あと、小屋は頑丈か?(犬や猫やカラスには襲われないか)雨風はしっかり防げるか?(すきま風がよくない)など、念のため点検してみてはいかがでしょうか? これからの季節は冷えると思いますので、乾燥したワラや牧草を小屋に入れてあげてはいかかでしょう。 巣材に使うかもしれないし、食用にもちょうどいいです。 授乳中の母うさ、成長中の子うさは栄養が必要なので、ペレットもいつもより大目にあげていいと思います。 が、子うさぎの段階でも 歯の正常な成長には牧草が欠かせないので、繊維質の高い牧草などを今からあげるととてもいいです。 もちろん 大人うさぎの健康にも牧草は大変有効です。 それに、牧草食は腸を頑丈にして、お腹の強い子になりますよ。 そしてペレットはできるだけソフトタイプのものを!ハードタイプは噛む時に歯に圧力がかかりすぎて、子うさぎのヤワな歯にはよくないです。歯並びに悪いクセがついてしまう可能性があります。 歯と食生活についての詳しいお話(なぜペレットだけは望ましくないか?)は下のリンクへぜひどうぞ。 里親さんに差し上げる場合、私が特に気をつけたのは「子うさ時代にこうしていれば今ごろは・・・」ということのないように、ということでした。 子うさ時代からの食生活で 歯並びを悪くしないこと(そういう子が多いと聞いているので)、自由に運動させて、母乳もしっかりのませて頑丈な体にするということ です。 自分のうさぎ(母うさ以外の2羽)が不正交合で苦悩しているので、歯のことは特に気をつけました。 (結果、里子に出す直前のレントゲンでは異常なしでした、やっぱ牧草がよかったのかも) しつけとかは特になかったような・・・健康第一でした。 トイレの躾は 1羽1羽にちゃんと仕込むのが難しく、断念しました。 里親探しは早くから始めた方がいいですよ。やはり小さい方が人目を引くようですし、応募してくれる方が多ければ(言葉が悪いけど)より熱心な方をこちらから選ぶこともできますので。 ただ、お渡しするのは生後2ヶ月くらいがいいかもしれません。 体がちゃんとできてかわいい時期でもあります。 うちは↓のようなHPを作って おかげさまでみんないい里親さんに恵まれ、元気で暮らしているようです。 お渡しするまでもHP上で里親さんに楽しんでもらえて、飼い方や世話の仕方の紹介などもできて好評でした。 http://www.linkclub.or.jp/~rabbit/7/ みんな元気に育って、いい里親さんに巡り会えるといいですね! http://www.linkclub.or.jp/~rabbit/ha/index.html |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |