ウサギ掲示板過去発言No.1500-200008-46
下半身まひのうさちゃん |
投稿日 2000年8月11日(金)22時50分 くまこ
爪切りで背骨を損傷したなんて、やりきれませんね。。。 D-MANさんの場合、決して安易に安楽死を考えてらっしゃるとは思えないです、 そんなの考えるだけでもつらいけど、それも愛情だと思います。 でもそれを選択するのはまだちょっともったいない気がします。。。 確かに、床擦れとか、尿やけとか、下半身が汚れたりとか、世話も大変になるとか、 想像するとブルーになることがこの先あるかと思うんです、 でもその他の部分は健全ですし、 うさちゃんのD-MANさんに対する気持ちは変わってないんじゃないかと思います。 外見は変わっても、中身はこの前まで駆け寄ってきてくれたうさちゃんのままじゃないですか。 この先絶対悪くなるとかよくなるとかは、短期間の観察じゃ読み取れないかもしれないし、 いい意味でも悪い意味でも奇跡は起こり得ると思います。 にゃおみ媛さんのおっしゃるように、 車椅子?やいろんな工夫によっては、D-MANさんが今想像するよりは楽な生活がおくれるかもしれないじゃないですか? うちは「どうしても治らない、安楽死レベル」といわれながらも、 なんとか膿瘍と共存しようと頑張ってみたけど、やっぱりだめでした。。。 そういうのがあるからかもしれないけど、 それであきらめるのはなんかもったいないような気がしてしまうんです。 動物病院で全身まひのうさちゃんに会ったことがあります。 その子は先天的にまひがでてしまって、治らないので鍼治療に来ていたんです。 きおつけ、のようなかんじでおとなしくしているうさちゃんを飼い主さんが見せてくれたとき、 私は一瞬なんて言っていいのかわかりませんでした。 こんな小さいかわいいうさちゃんなのにかわいそう、と思ってしまったんです。 でも、飼い主さんは 「リハビリとかお世話とかは普通より手間がかかるけど、これはこれで、この子は幸せそうだから」 とおっしゃいました。 それを聞いて、一瞬でもかわいそうと思った自分が恥かしくなりました。。。 不自由=かわいそう って短絡的に思ってしまったけど、 うさちゃんはとても毛並みがよく、手入れも行き届いていたし、 気持ちよさそうになでられていて、牧草もよく食べていて、 不自由のことなど気にしないで、たくましく生きているように見えました。 D-MANさんのうさちゃん自身もこれから不自由な思いをするかもしれないけど、 少しずつ順応していく部分もあると思います。 今は下半身が動かないうさちゃんを見て、前とギャップを感じるかもしれないけど、 元気に長生きしていれば、それが普通にもなってくると思います。 下半身が麻痺したうさちゃんの話は、今までもここでちょこちょこ出ているし、 困ったりしたらこちらで相談してみませんか? 皆さん試行錯誤されながら、よりよい方法をご存知だと思います。 D-MANさんのうさちゃんがよりよい生活ができるように、助け合いませんか? ちなみに、うちの老うさぎ(9才)が床擦れをした時には、床擦れ防止マットというものを使って、 だいぶ快適に過ごせました。 ポリエステル製で毛足の長い、ムートンみたいな布で、体重が分散されます。 今の季節は暑いけど、これはなかなかオススメです。 ちなみにその子は足の裏が膿んだり、尿やけとか下痢とかして、酷い状況になり、 消毒する私も相当気が滅入って、安楽死もまったく考えなくはなかったのですが、 一生膿んだままかも、という大方の予想を裏切って完治し、1年以上も元気でいてくれています。 うさぎは意外に、頑張ってくれますよ。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |